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言霊学「子生みの方法と失敗例」~水蛭子・淡島とは~

最初に何かのはずみで生まれた

意識の原初である天之御中主の神(言霊ウ)。

これは何だ?という

自覚の分析が始まりました。

自らを分けるのが自分。

言霊ウからのあらゆる言霊の発生は

まさに己を分析するための

細胞分裂のような働き。

 

前回の記事では

伊耶那岐と伊耶那美が

どのようにして子生みをするかの

方法を話し合いました。

 

今回はシチュエーションについてを

相談して実際に子生みを始めます。

 

それでは古事記の本文に参りましょう。

 

ここに伊耶那岐の命詔りたまひしく

しからば吾と汝と

 この天の御柱を行きめぐりあひて

 美斗みとの麻具波比せむ」とのりたまひき。

かくちぎりて、すなはち詔りたまひしく

汝は右より廻り逢へ

 我は左より廻り逢はむ」とのりたまひて

ちぎへて廻りたまふ時に

伊耶那美の命まづ

「あなにやし、えをとこを」とのりたまひ

後に伊耶那岐の命

「あなにやし、え娘子おとめを」とのりたまひき

おのもおのものりたまひ竟へて後に

その妹にりたまひしく

女人をみな先立ち言へるはふさはず」と

のりまたひき。

然れども隠処くみどおこして

子水蛭子みこひるこを生みたまひき

この子は葦船あしぶねに入れて流しりつ

次に淡島あわしまを生みたまひき

この子も数に入らず

 

伊耶那岐の提案で二命が

天の御柱の周りを歩いてとなりますが

この場合の天の御柱は

こちらの記事で解説した通り

母音・半母音が一体となった絶対観の方です。

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主体と客体が別々なのではなく

両方が一体となった柱を指します。

 

この柱は心の柱となり

すべてはこの柱を中心となっていて

この柱があることで

心の宇宙が成り立つということです。

 

美斗の麻具波比をしようの

美斗とは御所(=寝室)を指し

麻具波比は男女の交わりで

つまりは「結婚しよう」ということです。

 

そして伊耶那美に

天の御柱を右回りに廻るように言います。

右というのは身切りという意味で

これは女性の陰部の形状を指しています。

そして伊耶那岐は

左から廻ると言うのですが

左は霊足ひたり霊垂ひたりで男性器を指しています。

 

これがどういうことかというと

八父韻を半分ずつ

役割の分担をしようということ。

 

八父韻というのは

チイ・キミ・シリ・ヒニで

陰陽・主客の組み合わせでした。

 

このうち濁点が付くほうの音

つまりチキシヒが男性的な

能動・積極性を表していて

濁点が付かないイミリニが

女性的な受動・消極性を表しているので

伊耶那美にイミリニの方を

伊耶那岐がチキシヒの方として

それぞれの役目を果たし合い

子音言霊(物事の現象)を

生んでいこうということです。

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絶対観

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相対観

このようにして見ると

左右が逆のように思えますが

それは向かい合っているからで

そのものの側に立つとお考えいただければ

ご納得いただけるかと思います。

 

天の御柱をそれぞれが

右から左からと廻り歩いて

まず伊耶那美の方から

「何と素晴らしく良い殿方でしょう」

というように先に声をかけ

その次に伊耶那岐が

「何と素晴らしく良い乙女でしょう」

と後から声をかけています。

 

女人先立ち言えるはふさわずとは

女の方が先に言うのは適当でないということ。

この場合の女とは母音を指します。

 

母音を先にして父韻を後にすると

子音とはなりません。

KとaでKa(カ)となるわけで

aを先にしてKではうまくいきません。

このことを表しているわけです。

 

このように正しい子音の作り方を

理解したにもかかわらず

あえてその逆を試してみたことで

骨の無い蛭子が生まれてきます。

 

隠処とは「組むところ」の意味で

言霊を組み合わせるところ

これは脳内で言葉を組んでいくところで

見えないところにあるので

「隠」という字を使っています。

 

母音→父韻という順では

うまくいきませんよという失敗例を

言葉を選んで組み合わせるところに

生んでみたということですね。

 

骨が無いということは

肝心なものが無いということ。

つまり意志が無いということです。

父韻を後にしても声にはならないことを

蛭子を生んで実証したのです。

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ヒルコは霊流子ひるこ

霊が流れてしまって

霊音ほね無しとなるの意味。

モノには道理というものがあり

順番を取り違えては

まともなモノが作れないということ。

 

また道理にばかりこだわり

何も実行しないのもまた

モノを生み出すことはできません。

 

この宇宙のしくみを知るために

どんなに修行や瞑想を重ねたところで

そこで知りえたことを

現実の世界において使わなければ

全く意味を成しません。

 

お金に執着しすぎて

お金を貯めに貯めても

お金は使わなければ

ただの紙であり金属に他ならず

それはもはやお金とは

言えないというようなことですね。

 

母音が果たす役割が

どれだけ重要であっても

適材適所であることが

もっとも重要であり

そこを誤ってしまっては

うまくいかないということです。

 

ここで生まれた蛭子を

葦船に乗せて流しやったとあります。

このアシは言霊五十音図のことであり

詳しくは後に出てきます。

この五十音図に照らし合わせた上で

あえて世界に流したことにより

外国では声にならない発音があったり

言霊原理が伴わない

思想や宗教などが存在するわけです。

 

次に淡島を生みます。

このアワは言霊アとワのこと。

 

言霊アとワと言えば

言霊ウが主体と客体に分かれて

出てきた言霊でしたよね。

 

アワシマとなると

アとワだけの締まりで

ウがそこに関わっておらず

主体と客体だけの

世界になってしまっています。

 

主体と客体に分けたのは

そもそもの原初の意識である

言霊ウとはを知るためでしたが

このウが放ったらかしになってしまい

本末転倒になっているということです。

 

現象に振り回されて生きている人を

イメージしてみたらわかりやすいと思います。

そうは言っても現代人の多くは

そうやって生きているわけですが(;´Д`A ```

 

自分とは自らを分析して

自らをよく知ろうとする存在。

 

現象が起きて湧き上がってくる感情を知り

それを通して自分を知るのが

そもそものねらいであったのに

この自分を知るための

手段である感情にばかり囚われ

その感情を引き起こした原因を

現象の方に見いだそうとして

何とか対象となる現象や

相手を思い通りにしようとするのは

この宇宙の道理から

大きく外れていますよということ。

 

宇宙の道理から外れているために

言霊五十音図には

入れることができないというのが

「この子も数に入らず」になるわけです。

 

今回はここまでになります。

追記として…

ここまで言霊学による古事記読み解きを

進めてきてこれまでの記事に

加筆修正が必要だなと

感じる部分が出てきています。

加筆修正したらリンクを貼りますので

ご面倒でも確認していただけたらと思います。

今回はこちらの記事を修正しましたので

もしよかったらお読みいただけると幸いです。

www.charlotte102-blog.net

 

今回も最後までお読みいただき

ありがとうございました(^▽^)♡

 

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